静岡県浜松市へ「囲い罠」の設置サポートへ

3月16日静岡県浜松市へ囲い罠の設置へ行ってきました。浜松市は海と山に面した街で「浜名湖」と静岡名物「うなぎパイ」が有名な街ですね。浜松駅周辺は佐賀県と比べると大都会でこんな所でイノシシ被害はあるのかな?といった印象でした。罠の設置場所はGoogleマップで調べてみると駅から車で1時間。浜松市内で1時間も移動できる事に驚きました。それもそのはず浜松市の面積だけで佐賀県の半分以上の広さがありました。今回設置となった場所は浜松市北部、山はそこまで険しい山ではなくなだらかな印象。近くにはたくさんのみかん畑がありここへの被害はイノシシが多いそうです。ここから少し離れた地域では鹿被害があるとの事でした。さっそく現場に到着し設置する場所を確認しました。

中央の白丸のところが設置する場所です。すぐ横に広めの道路がありその脇を行くと罠のすぐ近くまで車を入れることができるようになっています。大型の資材が多い囲い罠では車を設置場所のすぐ横まで乗り入れできることは大変助かります。資材の運搬だけでなくイノシシの捕獲後も運搬が楽になります。こいった場所は囲い罠の設置に最適の場所です。

囲い罠の設置には2名以上の人員が必要ですが今回協力して下さった人は6名。6名もいれば大変作業が捗ります。今回は1人が単管パイプを抑え1人がパイプの水平出し、1人が上からパイプを打ち込みます。他の方が次のパイプの準備や全体の記録を撮影されたりとかなりスムーズに設置が進みました。

このまま単管パイプを10本打ち込んでいきます。(打ち込み役は力作業になります)単管パイプは1m地面に打ち込みますが地中に大きな岩や石があったり、木の根っこが通っていると単管パイプが入って行きにくいです。この時は上記写真の反対側を打ち込む時に竹林が近くにあったためその根っこが来ているのかなかなかパイプが入って行きませんでした(約50cm打ち込みました)。こういった場所は中心から対角線上にロープを入れて単管パイプが倒れにくいように補強します。打ち込み作業は30分〜1時間で終わりますがこの時は入りにくい所が多く1時間以上かかりました。打ち込み役の私の腕は残り3本の所で限界が近づいていました。

単管パイプの補強

単管パイプを打ち終えるとネットを張ります。この時に私たちのこれまでの失敗談(単管クランプの締め付けが甘くネットが外れて逃げられていた)や誘引方法、誘引後のネットの張り方(少しネットを浮かせて入りやすくる方法)などをお伝えし全ての情報を提供しました。本当に早く捕まって欲しいです・・・

今回浜松市の方へ罠の設置へ行きましたが全国の設置サポートを承っております!設置サポートには別途費用がかかりますがこれまでの私たちの経験・知識を全てお伝えすることもできますのでぜひご検討下さい!囲い罠の概要についてはこちらをクリックしてみて下さい。では囲い罠設置の記事でした!